龍馬の選択

「日本を一度洗濯したく・・・、」龍馬の有名な言葉ですが、
この「洗濯する」という言葉、今では何かを「新しくする」や「改善する」などを比喩する言葉として、現代人が好みそうな表現ですが、幕末としてはかなり突飛な形容です。当時では「変わり者」の言葉として特に取り上げられたのでしょうか。今の友愛を掲げる政治家が、「日本を掃除したく」とかっこつけてますが、日本語ならこれが自然かもしれません。
この「洗濯」、なにやら「英語」くさいですよね。英語ではなにか「良くないもの」を「よくする」行為は、「掃除」とは云わずに「洗濯」という単語を使うようです。例えば、裏金のような良くない金を表金に変えることを「現金を洗濯(マネーロンダリング)」と云います。また、何かを退治するときも「ランドリー」という「洗濯」にあたる言葉を使います。どうやら龍馬は「外国人」の言った「日本を洗濯しましょう」という言葉の「直訳」を聞いたのでしょうか。この「外国人」が誰なのかは別として・・・、
彼はまたたく間に威勢のいい若造の域を脱し、あざやかに薩長同盟を実現し、亀山社中船中八策海援隊へと突き進みます。特に社中設立三ヶ月で7800挺もの銃を納入しています。これはITのない時代としては異様な早さです。なにやら神がかり的な「外国人の後ろ盾」を感じますが・・・。じつはこの時期、地球規模で「日本を立て直す意識体」が降臨していたとも云われています。
(彼は「選択」された人物だったんですね。