ダ・ヴィンチの誕生日

この不世出の左利きの天才は1452年の今日、フィレンツェ近郊アルバーノ山の麓の丘陵に抱かれた小さな町ヴィンチ近くで生まれた。
レオナルドと云えば、「モナ・リザ」や「最後の晩餐」などの絵画が有名だが、何といっても「二重螺旋階段」の考案である。(・・そうか?)彼は創造の泉が溢れるように、建築、土木、医学、航空学、軍事などあらゆる分野を追求したため、「結果」がでると直ぐ「次の問題」に取り掛かった。そのため技術的な作業は後回しになり、彼の作品は完成したものが少なかった。この鉄のような完全主義のため、「作品」より、有名な「人体比例図」などの「スケッチ」ばかりを多く残している。(設計図だね)もちろん世俗的なことにも関心があったが、後のミケランジェロ(カラヴァッジョではない・・・彼も十分異色ではあるが)と同じく「男色」であったとされている。美しい者を引き連れていたのは身体欲からではなく、知的な情熱以外必要としない創造者としての、動物的な神経がフリーズするほど、彼の精神(CPU)はフル回転していた。(インテルが入っていたんだね(・・・、)
やはり天才(降臨者)は子孫を残さないようになっているのか?
「最後の晩餐」もそんな彼の機械的な考察を現わしたような、動きのある「興味本位」な構図である。この登場人物の動きを巡っては、幾多の憶測がなされているが、純粋に「食卓の背景」として建設的に描かれたようにも思う。
(僕の意識にも中央のモデルを頼まれた記録があるが・・・、(ないない。