エコハウスやまなし

アース・デーに合わせたのかは知らないが、全国20ヶ所に建設してきた「自立循環型住宅」の一つ、山梨市版が完成した。本日は雨の中、竣工記念式典があり、我らが所長も招待されている訳だが、メインゲストではない。(・・・、)本来なら?「設計者」として壇上へ上がるべきなのだろうが?今回所長が担当したのは、「施設の命名者」としてである。(・・・。)
「エコハウスやまなし」・・この名前を募集する意味のないような、募集前の仮称「山梨市エコハウス」を逆転させただけのような簡素(?)な名称である。とはいえ、所長の応募作は「笑呼ハウス山梨」という桜井氏からの受け売り作品だったのだが、行政の意向で子供にも読みやすいようにと、「実際の施設名称はカタカナとひらがなのみとさせて頂きたい」との申し出により変更を余儀なくされたと聞く。(隣りの施設(街の駅やまなし)との語呂合いがよいとの理由もあったとか)
建物は平均的規模の木造住宅だが、最先端の「エコ技術」を満載しているので、ランニング的(使用時)なCo2排出は低減されるだろうが、建設コスト的なCo2排出は過大と云わざるをえない。あくまでもエコ生活の指標となるためのモデルハウスに過ぎず、ハコモノ行政博物館となんら変わらないものである。国の補助金でつくられたものだが、維持していくのは地元である。(匿名希望)

(僕の案当選しちゃったんですね(・・・、