旅とともに

家づくりは旅に似ているかもしれない。あれこれ夢を膨らませている「計画段階」がテンション最大で楽しい。しかし、誰に頼むか悩むところです。今まで付き合ったことのない人たち、設計者や、ハウスメーカーの営業マン、知り合いに紹介された大工さんって・・どこの旅行社?
言いたいことも伝わらず(言葉は通じないし、言ってることもよく分からない)そのうち、同行者(同居人)の趣味や好みも分かれてくる。(高級ホテルか安宿、仕上げ重視か設備重視か、ツアーかフリーか)様々な選択に迫られるうち、いつしかテンションは下降を始めます。「ちょっと待った!」使い方おかしくない?テンションって緊張した状態のことで、覇気の「上下」の比喩ではないよね。英語なら「スピリッツ」あえて使うなら「モチベーション」じゃない?。(・・・いいんじゃないテンションって日本語だから。(・・・、緊張の糸が切れた。
少しテンションを上げましょう。いよいよ出発(着工)です。空港でウロウロする。この時間もいい、普段目にしない施設だから好奇心も手伝います。(基礎工事から建て方(上棟)までは工事が早く、みるみる姿が立ち上がるので期間中最も楽しい時間となります。(現地でのトラブルなど頭にありません)
現地では、フリーかツアーの違いはありますが、「予定」に従い「自身の都合」とは無関係に「行動」することになります。現場は大工さん一人になり、進捗状況は不明、だが監督や設計者からは、材料の選択、仕上げの確認の打ち合わせなどで度々呼び出される。(言葉は通じないうえ、言った、言わない、仕様が違う・・・、)「トラブル」も「トラベル」に似ていますね。
姿が見えてくると、オプショナルツアーに参加したくもなります。(仕上げの変更、機種の変更、ここに棚付けられる?)旅も出たとこ勝負です。
旅も終わりに近づくと寂しくなります。家(モノ)づくりも完成はさせたいが、何かやれる「最中」も続けたい。(分かる気がする〜
帰宅(完成)すると「現実の生活」が待っています。(・・・、
(設計者はツアコンか現地ガイドみたいですね。