飛び込みの仕事

仕事には簡単なものはないが、「飛び込み」のような場合は「難易度」が高いことが多い。
設計という仕事は、「依頼」するほうも、「受ける」ほうも「対人間」のフィーリングが「仕事の良し悪し」を決定する要因として大きい。(と云われる)「設計者に依頼するのが難しい」のもここにある。もとより、「エイリアン」(・・・、)のような職業の人を「数」知らないし、その人が自分に合っているかどうかも分からない。オリジナルなものを造りたい気持ちはあるが、「膨大なやっかい事」を考えると、検討いらずの「半出来合いの家」を買ったほうが楽なのである。
「飛び込みの仕事」の内訳は、このフィーリングのズレからきた、トラブルを抱えた物件がほとんどである。
世の中、何事もやってみないと分からないが、意思疎通が上手くなかったり、「スッたもんだしたり」、右往左往しても、最終的には落ち着くところに行き着くことも、また常なりである。(この世は解くことの出来る一冊の問題集なんです。(・・・どこかで聞いたような、
今回の業務も、そのような「いわく付き物件」である。「二番手」としては、まず「建て主」に好かれなければスタートラインに立てない。「能力」は「二の次」なのである。しかも、当然以上のような経緯により、時間は既に経過しているため、「急ぎの仕事」となることも「もれなく」である。(、、ありがとうございます。
しかし、建築主の皆さん。「物事の発生」は記録された歴史により姿を現しますので、いくら事を急いでも、「出来る時期」にならないと出来ないのです。出来るだけ良いものをと考えれば、必要とされる時間を与えて頂きたいと思います。「デザイン」もフィーリングなので、「その時」が来ると降ってくるのです。(コーラン
(猛暑がつづき、気持ちの余裕もなくなる頃、「飛び込み」が増えるのである。