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このところ何を読んでいるかというと「島田雅彦」である。
島田荘司」を読み切ってしまったので、書棚の近くにあった名前である。(それだけで?・・・「退廃礼賛」、「退廃姉妹」、「快楽急行」、「溺れる市民」、「未確認尾行物体」・・・なにやら妖しいタイトルが多い、それもそのはず彼は女装からオペラまで何でもこなす、マルチで異才な作家である。(・・・それ程躊躇なく入りこんでしまったのは、やはり来るところへ来たというか、なんとなくクリスタルという訳でもなく、時節柄たどり着いたようなところである。(己と重なる部分が往々にして存在するような・・・、旅行作家で云えば素樹文生氏のような・・・妙にリンクするのを覚えた。(最近ミステリに惹かれなくなったような・・・ふけたのかな〜、、(・・のどが渇く。
(今宵は島田教授の課外授業でも受けることにしよう。