展覧会の絵

いい曲だ〜。 マタイ受難曲以来、このところクラシックを聞き始めたら、昔の(初めて買ったクラシック)CDが目についた。「ピクチャーズ・アット・アン・エキシビション」というかっこいいタイトルの音楽。ジャケットもカラフルなデザイン画でそそられる。(誰もが一度は聴いたことのあるメジャーな曲ですが、・・・ムソルグスキー作曲の「展覧会の絵」いかにも絵描きが好きそうな曲でしょ。それもそのはず、この曲は1873年ムソルグスキーの親友の「画家で建築家」のヴィクトル・ハルトマンが亡くなり、翌年開かれた彼の「水彩画」とデザインの展示会において、ムソルグスキーがその中から10枚の絵を選び、その印象をピアノ曲にまとめたものという物語りのついた作品だからです。(・・知らなかった、、。
しかし、芸術には付き物、彼の作風はあまりにも素朴で、当時の人々には理解されなかったようだ。この曲がヨーロッパの音楽界で脚光を浴びるのは、「ラヴェル」の編曲によりオーケストラ曲となってからである。ムソルグスキーの死後40年も経っていた。(・・・。)曲は10枚の絵からインスパイアされた10曲からなり、その間にプロムナードが4曲入っている。プロムナードとは散歩のことで、ムソルグスキー自身が展覧会場を歩いている様子を表している。(こんな感動する展示会は久しくお目にかかってないな。「カラヴァッジョ展」観たかった〜
(ヘヴィメタ好きはたいていクラシック好きなんだよね。どちらも「様式的な美しさ」は共通していて、金管楽器の速吹きは十分メタルである。