ピカソの誕生日

今日はクリムトと並び絶倫、・・ではなく「天才画家」の誕生日です。(来年生誕130年)スペイン・マラガ生まれ。「パブロ・ルイス・ピカソ」(父方ルイスはありふれた名前だったため、母方の名「ピカソ」を名乗るようになったとさ)
ピカソは、「ラファエロのようなフツウの絵は子供の頃から描けた」と云っていた。しかし「子供の絵を描けるようになるまで一生かかった」とも云っている。(あの意味不明な子供のらくがきのような表現は、意図しても描けるものではない)
彼の作品は当然「女性」が多いが、ほとんど「モデルを特定できない姿」である。モテすぎる彼は日々女性が過去となり、作風が女性の度に変化していた。特に四人目(30歳年下)の彼女の姿は煮ても似つかない(「ブーと唇を尖らせるニキビはお医者さんで」の娘に似ている)形と化している。晩年作品はさらに進化し、完全に「元気な子供の絵」になってゆく。「裸婦」に羞恥心などない、「存在」のみの形態と色彩の気ままさが「狂気性」を帯び、「彼女」はむき出しの動物となっている。〔首飾りをした裸の女〕
(とても真似のできない変なおじさんです。