まだまだ初日

しかしこの扇風機、首振りや強弱のスイッチはないのかね。(ま、ここは「ホテル」ではないので・・・、)さすがに小腹が減りますね。雨も小雨になってきました。水の買出しもあり、暗くなる前に夕食へ出ることにしました。ボロ半ズボン(古いデニムを切断したもの)、サンダルに「衣替え」し、再び雨の中へ。先程の沼のような辺りは少し水が引き、明るくなっていました。屋台の香りも漂っています。(いい匂い。
ブイビエン通りまで南下します、はたして・・・、そこは「川?」でした。「南下」というだけあって土地が低いのか、道路の北側半分は水没しています。(・・・。)歩道といえば、露天食堂や駐輪バイクなどで通れないので、水の中を歩くことになります。・・・なぜここを進まなくてはならないのかは、この先のデタム通りとの角に「999マート」というコンビニがある(はず)なのです。明日の朝食やら水を購入するため「計画書」に予定していたので、又しても「縛られてる」訳です。何事も経験ですので、ガイドブックにある店を実際に確認するのもミッションと云えます。が、「ラッセル車」(水を掻き分け進む車の喩え)が行き交うような往来は勘弁です。通りの人々も裾をまくり、水害避難者のようです。しかし、このような状況も「日常」なのか皆平然と日々の業務をこなしているように見えます。
デタム通りまで来ましたが、その角には「KIMトラベル」(・・・。)どう見てもコンビニではない。どうやらここも「更新」されていたようです。雨の水の中、何をしに来たのでしょうか。ガイドブックに従わなければコンビニなんて近くにあったのです。しかも水など近くで買わないと荷物になるだけです。結局、ゲストハウス入口ゲートの向かいにあった、店頭で美味しそうな煮卵を茹でている店で、「指差し」で夕食をとりました。(おかずを指すだけでご飯と漬物などを添えて定食の形で出してくれる、例のフロ場で使うような低いプラスチックの椅子で食べるスタイル。(ようやくベトナムへ来た感じです。
店の中ではそこの子供だろうか、落ち着きなく食事をしていると思ったら、椅子ごとひっくり返ってるし(・・・、なかなか落ち着けませんね。特別うまいというものでもなかったが、庶民の食べるフツウの食堂の味でした。何せ20000ドン(≒110円)ですから。
雨は相変わらず降り続いています。街を散策する気分でもないので、宿へ戻ることにしました。シャワーを浴び、他はすることがありません。テレビも読めないし、今回は荷を減らす意味で「文庫」も持参してきませんでした。(結果的には濡らさずに済みましたが、
〔本日の出費〕空港からのバス代3000ドン、プノンペン行きのバスチケット11$、水2本8000ドン、夕食20000ドンでした。(宿泊費は未払い)・・・すると実質今日分の費用は170円程ってこと?
(長い一日でした。おやすみなさい。