シェムリアップへ

シェムリアップ行きのバスにて)
突然停止したかと思うと、前方からやってきた同じ会社のバス(プノンペン行き)から男が降り、僕らのバスへ乗り込んできた。(誰だこいつ)乗務員と何やら話しをしたかと思うと、僕の前へ来て、「日本人ですか」(分かってて訊くなよ)「ピックアップは頼んである?」と訊くのだ。(・・・、)僕が意味不明な顔をしていたのか、隣りの乗務員も「シェムリアップのバス停は街の中心から遠いので迎えを頼まないと不便だ(片言の英語で)」と説明。(なるほど)僕はヴィスナが「友達」に話を付けてくれたようなので、彼の名刺を見せ、「ノープロブレム」と云っておいた。(ワタシリザーブサレテイルノ)(その男は少し残念そうだった。
・・・、しかしどこから情報が・・・、やはり日本人が一人で乗っていると目立つのか、(フリーの客を狙うエージェントはそこら中に潜んでいる訳か。(別に俺が有名人という事ではないらしい)(当然です)
13:00、シェムリアップ市内に入ったようで、道路も広くキレイになり、トゥクトゥクなど観光客を乗せた車が現れるようになった。
13:15バスターミナルへ到着、5時間45分の旅でした。前回(5年前)の時のイメージが薄れたのか見知らぬ街です。ここは市内までまだ距離がありそうであった。今回は昨日のように到着時「到着場所の懸念」をしなくて済んだが、はたして迎えは?・・・・・・、
「KIOSUKE」(?)ローマ字で書かれた紙を掲げる男(二人組み)に近づいてヴィスナの名刺を見せる。「Mr.VISNAから」、彼ら「そうです。こちらへ、街まで2km程ありますのでお送りします」と二人組みの一人が流暢な日本語で話す。バイクタクシー乗車です。もう一人も自分のバイクに乗り、スタートです。(拉致の始まりです。
迎えはありがたいが、何となくツアー気分で昨日の二の舞になり兼ねない懸念はある。「ホテルはいくらくらいですか?」(端から未定とかかってる)とメット越しに訊いてくる。「アンダー20ダラ」、「分かりました」(どうせ言い値より少し高い所だろうが・・・・乗った船です。(・・・。
シェムリアップの中心へ入って来ました。「二度目」というのは、デジャヴのような懐かしさに自然とテンションが上がるものです。爽快なランデブーにいつしか「ピックアップ代上乗せ」など気にならなくなっていました。(再びアンコールの街へやってきましたよ。(ただいま。
招かれたホテルは、シアヌークヴィラ(国王の別荘)に程近い、(後で分かったのだが)静かな環境の緑溢れる「リゾート的な」ゲストハウスでした。(ちょっと高そう・・。13:30
(ホテル到着です。