再びプノンペンへ

6:20、「3人」が「日の出」から帰ってきました。
「いかがでした?」、「ぜんぜん今一〜」(たしかに曇っていますね・・他人事)「それはそれは残念でしたね」(夕べに続き)、「また見にきてくださいよ」慰めるように「僕も正面の西塔門テラスは、前回はツアーだったので通ってないし、今回は修復中でダメ、二度目ですよ」、彼らも笑顔で「5年振りもダメでは悲しいですね」と。彼らは神奈川の大学生で、やはり「バックパッカー」するために、タイからアンコールワットを目指したそうです。(なんとなく「コブクロ」の二人みたい。「就活」もしているようなので、「建築は厳しいですよ」と情報提供。(建築の学生ではなかったが)久々の生の日本語が飛び交う中、僕はバスターミナルへ送ってもらったのです。
「価格」を指定していたので、リーさんが6$のバスチケットを買ってきてくれました。皆さんとはここでお別れです。(彼らはこの後ベンメリア遺跡ツアーです。
6:52分バスに乗り込み、リーさんへはお礼の言葉のみで別れました。(本来ならチップを弾むべきなのでしょうが、彼には90$も払っている手前、財布の紐は硬かったのです。(・・・大人気ない、(格好よくないか)彼は「家に着いたら電話下さい。今度またシェムリアップへ来たらうちに泊まって下さい」とも云っていた。(・・・、ありがとう)・・・でもサヨナラ。
ようやく「一人旅」再開です。(とはいえプノンペンではヴィスナが待っているはずですが・・・、7時9分発車(・・相変らず正確だが)、よくよく考えなくてもまた朝食抜きです。(大方バス停では物売りがフランスパンなどを売ってはいるが)朝食を上手く食べられないのが「移動旅」ならでは・・・です。(独りならではww
窓際の座席、隣りはどんなやつが乗ってくるかと思いきや、・・・「おっさん」でした。(・・・。)ほとんど手ぶらです。(旅行者ではありませんね)「何も期待出来ない」また6時間超の旅が始まります。
同じ道(国道6号線)を帰るだけです。寝不足と「一度見ている道」なので観光せず寝てしまおうと思うのですが、「空腹」が睡魔を蹴散らしてしまい、ただただ車窓を流れる埃色をした無味な世界が、まぶたを押し上げてしまうのです。(・・・折り返しに入ったな〜
エコノミー席に2時間(9:00)、トイレ休憩です。赤土の駐車場スペースを構えたドライブインで、野菜なども売っています。日本流の「道の駅」でしょうが、トイレはどこでしょう。男性は皆周りの草むらへ「立ち○○」ですが、(僕も失礼して)・・・・
何か口に入れようかと目を配りますが、ピンと来ません。(購買欲が起きない)先程より空腹も治まっています。早々にバスへ乗り込むと、水分補給とSOYJOYです。
その後10時半、12時とトイレ休憩をし、(このバスは3度も)13:40頃にはプノンペン市内へ入ってきました。(3日前不毛だった街がすでに懐かしく思えました。市内は渋滞で進みが悪くなりました。
(そろそろ「決行」準備です。