美しく映す

ヘアサロンやメイクスタジオの鏡は、「美しく変えるためのモニター」であるので、その「映り方」が重要である。その映り方を操作する一番の設備が「照明」であるのだが、「顔」を美しく見せる「明かり」はその「色合い」が難しい。色黒な肌目の方には、白昼色(蛍光灯)で「色白」の演出が必要だが、色白な方には、電球色で暖色系の健康的な白さを演出する必要がある。よってスタジオではその両者に効く照明が要求されるのである。
しかしこれが、室内のイメージに合わせた器具の姿や、その光源の種類、設置する位置や数等、はたまた「それに掛けられるコストの制約」まで、なかなか見合うものがないことやらその設置手段の策やらで、その照明設備を整えることすなわち「美しく映す」ことは容易ではない。
今回、初の美容室で我が研究所もたいそう悩むことになったのです。(過去経験した男の床屋は「写ればよかった」ようで、美しく映すという「作為なデザイン」は不要だったのです。
(明日も照明器具を再検討です。(みんなきれいにな〜れ