はたして違和感

今日の卓球は、久しぶりというより一年振りに「卓球部の中学生」が参加してくれました。「現役」を一年やってきた彼は、「はたして上達していました。」←ココ。(小説などでこのような使いまわしをしばしば目にしますが、これまで違和感を感じていました。僕の考えていた「はたして」は、「はたして上達しているだろうか」などの疑問表現に使用するものでした。(いけませんね、疑問に思いつつ調べもせず・・・、
国文科の生徒さんならご存知でしょうが、【果たして】は(動詞)の「果たす」の連用形に接続助詞「て」のついたもので、①肯定表現に用いて、結果が予期したとおりであることを強調する。(思っていたとおり、案の定)として。また結果が次第に近づく様子(ついに、とうとう)として。②仮定表現に用いて、事態を危ぶみながらも想定する気持ちを表す言葉。(ほんとうに)として、③疑問表現に用いて、事態がはっきりしないことを強調する。(いったい)としての言葉で、数種の用途があることを遅ればせながら知ることとなりました。今までは③の使い方の言葉としてのみの感覚であったため、違和感があったのです。ここで云う「はたして上達していました。」は「案の定上達していました。」という訳です。(納得です。(教授におこられちゃいます。
(さすがに試合には負けましたが、体力では負けませんでしたよ。(使い方変?