超豪華列車

先日「夢列車の旅」という番組で、インド北部を七日間かけて走る「ロイヤル・ラジャスタン・オン・ウィールズ」という超豪華列車が紹介されていました。ニューデリーを発着地として、ジョードプルウダイプル、チットールガル、ジャイプル、カジュラホー、ヴァラナシ、アーグラーと経由し、デリーへ戻る路線です。マハラジャの主要都市や、遺跡や聖地と各停車地ではその主要所の観光付ですので、初めてインドを知る上でもすばらしいプランです。コースの良さもさることながら、その車両の豪華さはまさに超高級ホテルのようでした。
インドというと、僕はバックパッカーによる「安宿&放浪旅」というイメージがありますが、そのような贅沢づくしの「マハラジャ的ツアー」があるのもまたインドならではでしょうか。
インド。・・・次はこの路線の中にあった「チットールガル」という町へ行きたいです。高さ150mの台地の上に立つ城塞都市で、過去メーワール王国の首都だった所です。度重なるイスラームとの激戦の末廃墟と化した都市で、崩落した寺院や宮殿などが残っています。フツウなら特に見所はないような所ですが、実は僕の「塔&階段好き」をくすぐる施設がここにはあるのです。ヒンドゥー教施設の「勝利の塔」と、ジャイナ教施設の「名誉の塔」です。どちらも外壁に彫刻を施した芸術的な塔で、階段(角型螺旋階段)も外周とコア(内部)部分に交互に配置された複雑なつくりとなっているのです。(すばらしい!(もう・・これを見ずして〜です。
(・・・すみません。列車の話でしたねww