トゥクトゥクに捕まる

ホーチミンからプノンペン行きのバスに乗れたのは良いが、はたして何処に着くのでしょう。
到着したのはバス会社の現地事務所前。(ここ何処?)これからどうすれば良いのでしょうか。(そんな心配は一切不要です)インドシナ半島に属するこの観光大国では、旅人を放っておくような「親切な方」はおりません。お上りさんの如く「行き先未定者(カモ)」には即、案内人がお出迎えです。
「お兄さん何処行く?」(僕のこと?)『ホテルでも探そうかと』、「ならいいとこ案内するよ」とガイドブックの注意書きにある通りのシチュエーション。(宛もないのでとりあえず従ってみましょう。体験です)
『まかせるよ』。するとそこに停めてあったのは、バイクで客車(幌付リヤカー)を引く「トゥクトゥク」という乗り物でした。乗車します。視界は広く風が抜け爽快です。(一人で乗るのは少々間が抜けているような感じがしないでもない)運転する彼が、泊まるところを決めた後の予定などを聞いてくる。この迎車サービスは、当然ですがタダではありません。その後の「観光ガイド料」を稼ぐために一度乗せたら金になるまで離さない訳です。『明日はまたバスで移動するから、バスのチケット売り場までお願いします。(最初は一応片言の英語で話しましたが、、)』(それにしても奴は日本語が上手い)
結局予定していた額より高いホテルに案内され、バスチケットも上乗せ価格で購入することに。(でも後悔したり、ボラれたなどとは考えません。これも体験ですから。「次から」は「自分のペースで」値切るなり、交渉してみようと思います。全て旅は「自己責任」ですから・・・。

(次はこちらからヴィスナ君を指名しようかな・・。