人間の範疇

世の中には不思議な能力を備えた人間がいるが、人は魂の生き物と考えれば人間の存在そのものが既に不思議な事なのかもしれない。
スピリチュアリストという舌を噛みそうな職業(能力)の人は「全て」が見えてしまい、そこ等じゅう過去や未来の人だらけで車道など区別なく「いる」ため、車の運転すら出来ないという。そうかと思えば、子供の頃一時期を過ごしただけの世界を、その後一度も赴くことなく何十年後にいきなりその世界を寸分違わず描き出す能力など、地上に存在する次元以外を自由に行き来することが出来るアウトサイダーの存在は決して否定できない。魂の生き物である以上常に輪廻転生を繰り返し、短期間で現世の肉体を捨て次次元へ移動しているのが人間という存在です。
夢は睡眠中の「記憶の中の世界」を視聴していると認識しますが、じつは他の次元へ移動しているときの姿と云われます。肉体はあくまで地上(現世)での姿なので、時間とともに変化(老化)しますが、魂は物体でない以上無限なのです。親子も肉体を引き継ぐだけで全く別の魂が宿っています。兄妹でも性格が似ず、親子でも趣味や能力が異なるのは「他人」が成り代わっているからです。家族も生活を一時期共にするから容姿や表向きの行動が似るだけです。すると・・魂が別である以上世襲や直系などは無意味ということになるでしょうか。
(今日は何が降りてきたのだろうか・・。