デザインとは・・

プランがまとまらない・・。
どうしても組み込みたい「間取り(セクション)」があり、平面優先でプランニングすることがある。しかしこれが上手くない。通常は姿(立面)を考慮しながら間取りを考えるのがセオリーだが、これを怠り出来上がったプランによってはどうしても姿が見えてこない(立面がまとまらない)場合がある。もちろん出来た箱に屋根を架ければ家の形にならないことはないが、なるようになっただけの姿ではそれはデザインではない。
ある主旨を持つ線により、意図されてまとめられたものでなければならないからだ。己が納得が行くつくり(間取りと構造的姿のコラボレーション)としてフィットしない限り、プランニングは堂々巡りをする。(まさに進々堂世界一周である。(・・・。
そもそも組み込みたいつくりに無理があるのか、こんなにも姿にならない間取りも珍しい。誰かさんの言葉にありましたね。「出来ないと思ったらやらなければならない。」やはりこれは与えられた問題集なのだろうか。日頃から仕事とは新しいものでなければならないと課してはいるが、やはり簡単には解けないという訳です。まだまだその先の姿があるはずだ・・。
(産みの苦しみは楽しむべきだと。