家づくりの光と影

家づくりは夢や希望という光に満ちた一大イベントである反面、資金計画、生涯に渡るローン返済、先の見えない暮らしと、それまでの生活にはなかった影を落すもの。それでも誰がなんと言おうと、「それでも建てたいのが家」というもの。土俵の上で闘ってもすもうと云うくらい住まいづくりは勝負事かもしれません。字をみても生きる糧となる食べる事を行う場所という意味が見えなくもない。(屋根の下に豚がいる・・
だからこそ出来るだけお惣菜のように出来合いを買うことをせず、己の生き方を反映させた住まいを造りたいもの。生涯棲むことを決めた場所に、環境からのエレメントを最大限に享受した適材適所な家を建てることが光を生み、スマートと呼ばれるような高性能にお金をかけただけの箱ではなく、足ることを知る自己相応な住まいこそが先の生活に明るい影を落とし、癒しの日陰をつくってくれるはずである。(生き方をデザインしましょう。
まずはミニチュアをつくり、明るさを暗さを確認しつつ、風の通り道を目で確かめてから設計を始めます。
(家づくりは急がば回れ、建てる前こそお金と時間をかけるべきです。