聞き手へシフト

口下手に生まれたのは前世南町奉行所の代官(現在で云えば裁判官か)であったため、悪政下の中、理不尽な沙汰を受けた人たちの恨みが復讐として転嫁したのかもしれない。これは己に対する戒めであり、今世で何をすべきかの教えなのかもしれません。(言葉は言の刃とも書け、口は災いの元とも云うように・・
そんな訳でセールスやプレゼンテーション、挨拶や口車が苦手なのです。しかし幸か手を使うことや、絵を描くことは小さい頃より意識もなく備わっていた感があり、こんな商売をしているのもそれゆえにです。しかしながらそんな転生以前よりの沙汰を正しく理解し、散っていった無念の声を享けとめることは、来世のために意義のあることではないだろうか。と・・夏の平和の鐘の音とともにそんな声が降りてきました。(〜そんな気が・・
聞くことに徹する訳です。悩む者、迷う者、その小さな声に耳を傾けること。聞くことにより相手に癒しを与える、そんな聞き手になりたかったのかもしれません。
(人類救済のため大いなる使命を持つ〜であることを自覚する。(どこかで聞いたことあるような・・
(悩める子羊殿、桜井がお聞きします。