暮れの動きがチラホラ・・

年賀はがきが発売されるや喪中の案内を書いた。気遣うなら先様が年賀はがきの購入前に伝えるのが無駄にはがきを買わせることなく心地よいのだが、時勢の挨拶のうちゆえ致し方ないと考えることに。
各所で♪クリスマスツリーがお披露目されるころには〜君と僕の答えも・・ではなく、早くも忘年会の予定が手帳に刻まれ始める。幹事様は場所取りのため、早めの動きは止む負えないことだが、暮れの前倒しを確定するようで出欠の回答も曖昧になる。
今年は祖母が亡くなったためかなにやら行い続きで、平時より時の経つのが早いと感じさせる。倒れた日から近く一年が経とうとしていること、既に不在空間が以前から続くように日常化していること、諸行無常とはこれいかにも。
ホームセンターでは干し柿準備が売れ始め、枯れた露を伝え始めている。街では夜警が動き始め、乾燥した時節を響かせている。(火の用心)
今年を振り返ること自体既に時を進めている事ではあるが、他面では未だ滞りの中にある。