モテキ

以前そんなタイトルの映画があったような・・・。未だモテキが来ないという視聴者が、ラジオ番組の女性パーソナリティに「モテキってありましたか?」という質問をしていた。女性は「いや〜ワタシもありませんね〜」と応えていたが、人生必ず一度はあることと聞いていますよとフォローしていた。(モテキね〜・・・・
前回の巳年と云えば新世紀の始まりで千年紀とかミレニアムとか騒いでいた時分だ。三軒目の設計事務所にいるときで、アルコール好きの暇を持て余している上司と、タイプの異なる三人の女の子のいる少々落ち着かない世界にいた頃だ。その証拠に後にも先にもなぜかこの時だけ血圧が高かったように記憶している。それまで所長と二人きりのような零細職場にいたことから、部下や上司といった付き合いを知らなかったことや、女性のいる職場が新鮮過ぎたのかもしれない。また慣れないCADにも苦戦していた。12年というとそんな頃もあったかと思い出になるような昔でもあり、ついこの間の古くもない記憶のようでもある。その三人のうち二人から好かれてしまった。(・・・。)どういうこっちゃ?ハンバーガーとピザの織田裕二みたいやね。他の男性社員のいる中、中途新人である立場上なにやら申し訳ないようなずる賢いような・・・。暇な上司にはいじめのようにアルコールに付き合わせられましたが、オフには上司抜きで釣りやゴルフ、カラオケなど仲の良い同僚でしたね。期間限定の職場でしたので、あくまでも環境の良い職場づくりに徹するためそれぞれ程よい関係に努めましたよ。(そんな時代もあったねと、
(これはフィクションです。